三層構造審議会

情報公開

今日は、廃棄物減量等推進審議会が開催されました。
議事はこちらです。

常に話題にのぼるのが、廃棄物処理における東京都、一組、特別区の三層構造の弊害です。会長からは、ごみ収集の有料化の際に、三層構造が壊れる可能性もある、という興味深い指摘も飛び出ました。

1.基本計画改定素案へのパブリックコメント
その名の通り、パブリックコメントが寄せられ、回答を作成する前段階での取りまとめが報告されました。まだ外に出すことは出来ませんが、とりあえず素案はこちらから。

なぜこれが審議事項とされていたのかは最後まで分かりませんでしたが、あらためて素案に対する議論が盛り上がりました。
最近のキーワード「川上と川下」にも通ずる問題ですが、ゴミの発生を抑制していかなければ、根本的な問題解決にはなりません。柔らかく聞こえますが、「めぐろ買い物ルール」を普及させていくのが第一です。
それにしても、この審議会は本当に活発です。

2.リサイクル関連の品質調査結果について(資料
目黒区で収集された資源「プラ」や「PETボトル」の品質調査が行われた結果の報告です。
詳細および説明 : プラスチック製容器包装ペットボトル

ものすごく簡単に言うと、品質が高い(=異物や汚れが少ない、袋が破れていて再分別しやすい)ほどリサイクルにかかるコストが低くなります。

しかし、だからと言って分別してリサイクルを進めようという認識は通用しないと思います。リデュース、リユースの2Rをより徹底するのが本筋でしょう。

時代は変わるものですね。