予算特別委員会2日目が終了しました。総括質疑が一巡+αし、質疑の場は歳入、議会費を経て総務費へと移りました。
私は、今日は質問する予定ではなかったのですが、議会費の款になって急に発言したくなり、62分のうちの3分だけ使って質問しました。内容は、議会改革を進める上での議会事務局(長)のスタンスについてです。
LM地議連でもしばしば報告されるように、他自治体では、議会事務局の機能を強化することで議会の能力を高めようという動きが出始めています。
しかし、制度上は区長部局と議会事務局は分離していても、実際の人事異動はその垣根を越えて行われます。そう考えた時に、議会事務局で頑張る(=議会の活性化に寄与する)と、区長から嫌がられる可能性もある訳です。「何だアイツは」と人事面で(露骨には出来ないでしょうが)不利益を受ける事も有り得るのです。
これは目黒の事ではなく、あくまで一般論ですが、例えば議会が地方自治法96条に基づいて議決案件を拡大し、基本計画や実施計画にも議会の同意が必要になったとしたら、区長部局としては面倒ですよね。
しかし、組織としては別物ですから、議長の命があれば、そういった議会事務局の機能強化や議会の活性化に取り組んでいく姿勢であるのかを確認させて頂いた所、「区長部局と対峙をしてでも進める役割がある」との答弁があり、安心しました。
私が言いたいのは、これは事務局の問題ではなく議員の問題だという事です。
世間の議会改革は1週半も先を行っている。事務局も、議長の指示があれば動く気概を持っている。あとは議員が変わるだけです。
以下、取り上げられたテーマのメモです。
<総括質疑>
(維無)
・経常収支比率
・予算の重点化
・電力自由化への対応
・防災施策
(未ネ)
・区長の退職金
・協働
・保育(計画量への未達)
(無)
・財政危機に対する説明責任
・事務処理のミス
・女性管理職比率
・東山の発達障害支援拠点
・ふるさと納税
(無)
・住みたい街ランキングへの寄与
・区長選
・人事の噂
(自民)
・職員教育
・ふるさと納税
<各款ごと>
(歳入)
・財政調整交付金
・特別交付金
・債務
・税外収入(ふるさと納税、使用料)
(議会費)
・議長の姿勢
・議会運営事項検討会
・議会での女性活躍
・区議会だより