間もなく選挙期間が終了します。最後に、今まで街頭などでお話ししてきた私の志について、少し長くなりますが、文章で記します。未来の世代のために、皆さまのご期待を西崎つばさへと託して頂きますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
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40票差の惜敗を喫した前回の区議選から、4年が経ちました。誰から何を言われようとも、諦めることなくこの機会を待っていたのは、やはり政治にしか解決できない仕事をしたいからです。それは、目黒区で言えば、子育てや教育の問題でもあり、高齢者福祉の問題でもあり、公共施設の更新経費の問題でもあるのでしょう。
中でも私は、蓮舫議員の元で徹底的に叩きこまれた行政改革に取り組みたいですし、その役目を放棄して眠っていた議会の仕組みを変えたいですし、旧態依然とした古い議員には進められないICT化を進めていきたいと思っています。
しかし、何よりもやりたいことがあります。
私事ですが、昨年の秋に長男が誕生しました。もうすぐ7ヶ月です。正直、生まれる前には想像もできなかったくらい、本当にかわいくて、毎日のように成長していくのを見るのが楽しみで仕方ありません。
しかし悲しいことに、世の中には虐待をしてしまう親がいます。育児を放棄してしまう親がいます。あってはならないことです。親子ともに、救いの手を差し伸べなければなりません。それも政治の役目です。
ですが、考えてみてください。もしかしたら、今の世代を生きている我々は、とんでもない児童虐待に加担しているかも知れないのです。
突然ですが、一生かけて年金や税金を支払う金額と、自分に戻ってくる金額、どちらが多いかご存知でしょうか。60歳以上の方は、4000万円得をするそうです。私は今31歳ですが、1000万円の損だそうです。そして将来の世代は、なんと8300万円のマイナスなんです。つまり、生まれながらにして8000万以上の借金を背負っているんです。
これは誰のせいでもなく、私たちが今の暮らしを維持するために、子どもや孫の財布に手を突っ込んで、借金を背負わせているんです。これを、財政的児童虐待と言います。本当にこれでいいんでしょうか。私は断じていけないと思います。
これは社会構造に原因があります。もう劇的には伸びない経済、人口減少の問題、社会保障制度。これらを変えられるのは、まさに政治だけです。これを変えていくのが、今を生きる私たちの責任ですし、私の最大の問題意識なのです。
もちろん、目黒区だけではどうにもなりません。国、都道府県、市区町村の全ての場所で、志のある人間が増えていかなければ、この問題は解決に向かいません。しかし、少なくともこの目黒からは、将来の世代に責任をもった仕事を、私にやらせては頂けないでしょうか。
大局観をもったブレない政治家を目指して、また、4年前に本当に悔しい思いをさせてしまった皆様へ報いるためにも、必ずこの戦いを勝ち抜かなければなりません。どうか、最後までご支援の程、よろしくお願い申し上げます。