初の企画総務委員会

情報公開

体制が変わってから、初の常任委員会。私にとって初めての企画総務委員会への出席となりました。議事はこちらです。

(1)、(2)出席説明員、担当係長の紹介
省略します。

(3)マイナンバーを独自利用する事務の追加(資料
介護保険法の総合事業と、障害者総合支援法の地域生活支援事業に関する業務に、個人番号を利用できるように条例改正する前段階の報告事項です。政令等があれば法定事務となるようですが、未整備のため、各自治体で条例を定めることが求められているとの事です。
私はマイナンバー賛成派なので異論ありませんが、この類の話は、ここでもどこでも「そもそも論」になってしまうのが非常に残念です。

(4)コミュニティ施策の検討の進め方(資料
今後の区のコミュニティ施策の検討の進め方について報告がありました。簡単に言うと、住区や町会の役員と意見交換会を行った上で、関係者による検討会を設置し、今後の方向性を議論していくという内容です。
草の根で素案を作り上げていくのは素晴らしい事だと思いますが、参加者、ステークホルダーをどこまで設定するかが非常に難しいと思います。
また、住区や町会が30年後も今の形のままだとは到底思えません。地域で大まかに区切られるにしても、子育てとか、地域環境改善とか、目的をもったコミュニティを繋げていくことがより重要だと思います。先日視察したスーパー公民館のように、従来のコミュニティ施策に関心のない方をいかに巻き込んでいくのか、議論の行方を見守りたいと思います。

(5)情報公開、個人情報保護制度の実施状況(資料
開示請求などに関する実績の報告です。情報公開は積極的に進めるべきだと思いますが、特にコメントはありません。

(6)平成27年度決算(速報値)について(資料
標題の通り、昨年度の各会計決算の速報値です。特別区税が見込みより5億余り増えるなど、歳入トータルで予算額より7億円以上多い1003億余となりました。実質収支比率もさらに改善し、財政状況が好転している事は明らかです。詳しくは秋の決算特別委員会で議論することになりましょうが、私は基金の積立てが不十分だと思っていますので、そういったスタンスで臨むつもりです。