午前中に目黒駅での街頭活動を終えると、その足で神奈川県大和市へ。若市議の神奈川ブロックで開催された研修会へ参加してきました。
大和市は、市長が元歯科医師という事もあり、健康をテーマにしたまちづくりを進めています。健康都市宣言を行っている他にも、「60歳を高齢者と言わない都市」宣言というユニークな発信もしています。
(参考:大和市サイト)
そんな自治体の取り組みとして、今回は最初に、健康遊具の整備について学びました。
健康遊具の設置自体は、どこでも幾つかは実施しているでしょうし、目新しくもないのですが、ここでは市全体をあげて整備と活用を目指しているのです。
同市の計画では、平成26年度から29年度までに、100公園303基の健康遊具を設置をすることになっており、既に大きな規模の公園を中心に165基が設置済となっています。今年度は小さな公園にも整備が進んでおり、その種類も合計18種類と多岐にわたります。さらには、必ず公園ごとに体験会を実施し、保健師さんらのアドバイスも提供しています。
ご高齢者の運動のためにソフト事業を進める自治体も多い中で、大和市は健康遊具というハード整備を行っている訳ですが、その効果の一つとして、継続的に遊具を利用しているのは、圧倒的に男性が多い(女性の倍)というデータをお示し頂きました。つまり、ウォーキング会などの集まりがあっても、どうしても女性の参加者が多くなってしまう一方で、1人でも手軽に運動できる健康遊具があれば、そういった所に参加しづらく感じている方が利用できるという事です。なるほど、ですね。
↓実際に試してみました(^_^;)
研修の後半は、同市の教育についてだったのですが、こちらも素晴らしい取り組みで字数オーバーになってしまいますので、また後日に掲載いたします。