今日は早朝から、来週のお祭りに向けての準備、通称「倉出し」。その途中で少し抜けて、目黒区体育祭の開会式のために中央体育館へ。昨年は生活福祉委員として出席しましたが、今年は野球チームの子どもたちの引率です。
再び町会に戻って提灯付けを終えると、今度は池袋駅へ。代表選のための街頭演説会に参加してきました。
池袋駅前は多数の関係者。私は言うまでもなく、蓮舫さんを応援するためにピンクポロシャツまで着用して行ったのですが、ひときわ目を引いたのは赤いジャンバーを纏ったグループ、玉木雄一郎さんの応援団の数と熱狂っぷりでした。選挙区は香川県のはずなのに、この方々は一体どこから来たんだろう・・・などと考えてしまいました。
(演説する蓮舫さん。なぜか最後は司会まで担当していました。)
その後は大塚駅のホテル宴会場に場所を移し、東京・南関東ブロック合同の公開討論会。各候補者が政見を表明した後は、3人がお互いに質問をぶつけ合う時間となりました。以下、メモ。
(年金について)
前原:年金について。政権時には最低保証年金は実現できなかった。まずは厚生年金と共済年金の一元化、そして国民年金の捕捉率を上げること。安全保障と社会保障は、政権交代でコロコロ変わるべきではない。
玉木:全額税方式は無理だろう。高額所得者の年金の税金分を、低所得年金者へ振り向けていく。
蓮舫:歳入庁の議論を再検討すべき。それ以上踏み込んで言うことはできない。GPIFのマネジメントの改革を提案していく。
(財政政策)
玉木:「子ども国債」の発行は、子育て世代を支えるだけでなく、結果としてGDPを拡大する機能も併せ持つと考える。
蓮舫:義務的経費は財源とつじつまを合わせる。裁量的経費はシーリングを設ける。補正予算に関しても、財政規律を強める。中期目標を設定し、全体的に膨張させない。
前原:財源論から逃げてはならない。GDPを増やすことは目的ではない。人への投資を行って、結果的に経済成長するのが本筋である。
(地方組織の再生について)
蓮舫:都議会を念頭に、小池知事との連携も視野に入れつつ、仲間を増やさなければならない。
前原:自治体議員の活動をチェックし、不足点のてこ入れをしていく。
玉木:自分自身、選挙の鬼である。現場に入り、ノウハウを伝え、活動をチェックする。
その後は会場からの質疑応答。
やはり野党共闘に関する質問が出ました。ここについては3者とも似ており、「連立は考えづらいが、選挙で勝つための手段として排除すべきではない」といった所です。他にも様々な質問がありましたが、割愛。
全体的に、非常に面白い討論会であったと思います。同じ党内での議論ですから、基本的な方向性は同じ。それは人への投資を行うことで、次代の日本を支えていこうという考え方です。まさにここが民進党の根本だと、私も思っています。どの方が代表となっても、自民党への対案として示すことのできる国家像がようやく出来上がってきたと感じています。
あと4日。