決算4日目。なんと終日、健康福祉費の質疑が続きました。この項目では、ご高齢者から子どもまで幅広く対象となりますので、委員によって本当に様々な切り口があります。「健康推進」関連と「子育て支援」関連に分けて行った方が良さそうな気がします。
私も持ち時間の約半分を割いて、ここで質問させて頂きました。内容は4つ。
1.新型タバコ
2.パパの育児教室
3.保育施設の入所予約制
4.保育士宿舎借り上げ支援事業
1.新型タバコ
目黒区では、たばこグッドマナー店を定め、サイトで紹介などもしていますが、新型タバコはどうなるのか、という疑問を投げかけました。
公の場での発言なので商品名は控えましたが、「アイコス」、急速に普及してますよね。店によってはアイコスのみOKという禁煙の店もあるくらいです
現状では、受動喫煙の危険性がないという公的な根拠が見当たらないため、喫煙と捉えるという当たり前の答弁が返ってきましたが、今後の厚労省などの調査・研究が待たれます。場合によっては今後、認められるかも・・・?
2.パパの育児教室
区では、第一子が生まれる予定のプレパパ(現在はプレママも参加可)を対象に「パパの育児教室」を実施し、父親の心構えや沐浴の方法、妊婦体験などを実施しています。私も2年半ほど前に参加させて頂きました。特に産後の母親の体は、「全治8ヶ月の重症」と言われるくらいボロボロですので、父親の役割は非常に重要です。
しかし、これは母子保健の観点です。
子育ては、子どもが大きくなるにつれて本当に大変になってきますよね。かわいいと思っていても、育児ストレスは大変なものがありますので、父親の育児参加(という言葉が間違っているという指摘もありますが)は非常に重要です。
そこで、父親を対象にした講座やネットワーク作りの場を提供し、家事・育児への参加を促すきっかけを作るべきだという質問をさせて頂きました。区は、これに対しては驚くほど前向きな回答をしてくれました。もしかしたら、すでに考えがあって、近いうちに何らかの事業を打ち出すのかも知れません。
「子育てにおける父親支援は、最もレバレッジが効く。」ファザーリング・ジャパンの安藤さんの言葉です。今後の目黒区の動向に期待します。
少し長くなったので、残りのご報告は後日に。
(以下、発言メモです。)
・安否確認カード
・ネウボラ
・きずなメール
・虐待防止
・子ども食堂
・ベビーシッター
・家庭的保育者
・子育て拠点
・子ども一時預かり
・セカンドファミリー事業
・災害時医療訓練
・緊急医療救護所
・地域包括ケアシステム
・在宅医療支援窓口
・保育施設での事故防止、ガイドライン
・リハビリテーション
・はしかワクチン
・インフルエンザ予防接種
・災害時の人工透析患者
・自殺対策ゲートキーパー
・ひとりぐらし等高齢者登録
・高齢者見守りサポーター
・残薬管理、薬手帳
・休日診療所、薬局
・胃がん検診
・利用調整基準指数の検討状況
・母子手帳の交付場所
・空き家の保育所への活用
・都の児童福祉審議会
・病床確保事業
・在宅療養での多職種連携
・在宅療養資源マップ
・生活保護の過払い金
・B型肝炎ワクチン
・ノーマライゼーション
・認可外保育施設の巡回指導