10月となり、来年4月入所へ向けた目黒区保育施設の利用案内の配布がスタートしました。
平成29年 保育施設利用についてのご案内(区サイトと同様です)
昨年からの大きな変更点は、出産予定者、つまり妊娠中でも一次選考への申し込みが可能となった事でしょう。これが原因で他区に引っ越すというケースもよく聞く話でしたので、この改正は当たり前ながら重要だと思います。
利用調整基準については、基本的には昨年と同様ですが、認可外保育を利用しているという認定に、1ヶ月以上というルールが追加されました。これも、かなりグレーな規定だと思っていましたので、整理されたのは妥当な所です。
また、休日就労、夜間就労、隣接地のマイナス1点がそれぞれ廃止されました。多様な働き方がある中、これらの考え方をマイナスポイントとして捉えるのは無理があったと言えます。
しかし、何より気になるのは保育施設の整備の進捗状況。
利用案内を読み進めていくと、小さな字で「六中跡地の保育園は工事のスケジュールが遅れており、開設を延期します」という旨の記載があります。(区サイトにもあります。)
区の計画では、今年度中に544人分の受け入れを増やすことにしています。うち119人分は年内に整備される数ですので(そのうち60人分は開設が遅れていたものですが)、来年4月からの増加枠は425人分?しかし、利用案内にある新規開設園の定員合計は246?小規模の新設もなし?大丈夫ですかね?
来週12日の文教・子ども委員会で、六中跡地の件も含めて報告があろうかと思いますが、少し心配です。