補助金を探せ!

西崎つばさの活動

昨日の民進党青年委員会の研修会。

「予算審査に活かせる研修」をモットーに、各自治体の予算からピックアップして報告し合う形式で進められました。中でも、他では使われていなさそうな補助金を情報共有する項では、非常に面白い話が出てきました。

最も印象的だったのは、品川区の地方創生推進交付金。
品川なのに地方創生?といったカンジですが、シティプロモーションの観点から事業を申請したところ、なんと補助が出ることになったそうで、他の自治体からも問い合わせが来ているそうです。してやられた、といった所ですね。

わが目黒区からは、旧前田家本邸が2013年に国の重要文化財に指定されたことから、以降、文化庁の文化財保存事業費を用いて大規模な保存工事を行っていることを報告させて頂きました。

他にも、市区町村を対象にしている国の補助金は多数あり、その活用の可能性を議論しましたが、東京都が壁となって手を挙げられなかったり、財政状況に鑑みて決定が下りないなどの共通課題が抽出されました。また、現場レベルでは、職員が減らされて日常の業務に忙殺されている中に、わずかな金額が補助された所で、新たな事業に取り組む余力がないという声も聞かれました。

それにしても、世田谷の保坂区長の政策は異次元と言えます。来年度には水素ステーションを設置する予算案も提示されており、これまでの太陽光発電の取り組みなどを考えても、「エネルギー政策は国の事業」という概念を打ち破ろうとしています。

いやはや。