2月23日(木)の目黒区議会の議会運営委員会で、乳児用液体ミルクを推進する旨の意見書が不採択となりました。
・乳児用液体ミルクの国内製造・販売に向けた成分規格および製造基準等の制定を求める意見書(案)
折しも前日22日、内閣府の専門調査会で示された報告書案で、
「液体ミルクの製品化に向けた取組を国、地方公共団体、事業者団体、民間企業等が連携して加速すべきである。」
と指摘されたばかりですから、この度の結論は残念で仕方ありません。
私は、長きにわたって停滞してきたこの問題を前に進めるためには、メーカーの背中を強く押していくことが最も重要だと思っています。
その意味で、生活者に最も近い立場である我々が声を上げ、全国の議会に広げていくことが、一つの大きな力になると信じての提案でした。
今回の不採択は、「液体ミルクのニーズは少ない」という誤ったメッセージを与えかねず、非常に心配しています。
一方で、千葉市、甲府市、取手市などでは既に意見書が採択されています。ぜひ他地域の仲間にも、災害対応や育児負担軽減のために製品化を望む親御さんの声を形にして、発信して頂きたいと思います。