骨髄移植ドナー支援

情報公開

予算5日目。大方の予想通り、健康福祉費の議論がひたすら続き、最後にようやく産業経済費へと突入しました。私も予告通り、63分の持ち時間の半分以上を、今日の子育て支援関連の質問に費やしました。

・骨髄移植ドナー
目黒区では来年度から、骨髄移植ドナーとその職場に対して補助を出すことで、提供者の負担を和らげるための事業を開始する予定です。同じトピックを吉野議員に続いて私も質問させて頂いたのですが、それには理由があります。

実は昨年、民進党所属の現職名古屋市議が白血病で亡くなったのです。35歳でした。彼も骨髄移植のドナーを探し、適合者が4人も見つかったのですが、マッチングができず、移植には至りませんでした。

そもそも、骨髄移植のドナー登録者は46万人近くおり、移植希望者の適合者が見つかる割合は9割を超えると言われています。しかし、提供者が数日間の入院を要するなど負担が大きいため、実際に移植に至るのは6割程度となっています。

本来であれば助かるかも知れなかった命。それを「忙しいから」と片付けられてしまうのは、あまりにも非情です。具体的な支援のみならず、こういった背景をしっかりと周知していく必要性を訴えました。

・保育士のベビーシッター活用
待機児と同様に深刻化している保育士不足の問題ですが、東京都の来年度予算案では、育休から復帰する保育士がベビーシッターを活用した場合に、その費用を補助する事業が計上されています。

あくまで事業主体は市区町村ですので、目黒区が保育士のベビーシッター補助事業を実施していなければ、目黒区でサービスを受ける事はできません。その補助率は100%、つまり「ぜんぶ都が出すよ」という事ですので、ぜひ検討すべきだと提案しました。

私の知り合いでも、保育園に落ちて復職できていない保育士さんがいます。ちょうど一年前に提案した優先入所と併せて、あらゆる対策を講じなければならないと思います。

残りは明日に報告します。以下、本日のメモ。自分以外。
(健康福祉費)
・スマホ育児
・四中跡地
・要介護度低下のインセンティブ
・認知症対策
・保育士確保
・子どもショートステイ
・乳がん検診
・碑文谷保健センター
・3歳児入園
・預かり保育、学童保育の長期休暇対応
・民間学童との価格差
・小学校の空きスペースを活用した学童
・家族再統合
・みどりハイム
・ペアレントトレーニング
・子育ての在り方
・保育園への土地提供の減免
・緊急医療救護所の資機材
・シルバー人材の活用
・地域密着型サービス
・子育て連絡協議会
・子育てアプリ、きずなメール
・保育園の外遊びの重要性
・若年性認知症対策
・小規模障害福祉施設職員のメンタルヘルス
・骨髄移植ドナー支援
・休日診療所
・特定健診
・ゆりかごめぐろ
・学童の不足
・在宅療養支援病床確保
・家族介護教室
・災害時医療訓練
・介護保険制度
・赤ちゃん休憩室
・ゆめはな不正問題

(産業経済費)
・中小企業融資
・創業支援
・商店街プロモーション事業
・消費者相談