定例の常任委員会。議事はこちらです。
1.出席説明員の紹介、は省略します。
2.区政に対する意識調査結果(資料)
先の委員会で実施するとの報告がなされた、実施計画改定へ向けた区民意識調査の結果が出ました。上記ファイルは概要版でして、本編は目黒区サイトに掲載されています。なかなかのボリュームです。
施策の優先順位では、「安全で安心なまち」が突出して高く、次いで子育て支援や高齢者・障害者福祉という順番になっています。産業・観光振興への関心が低い中で商店街づくりが高めに出ているのは、商売側ではなく消費者目線という事でしょう。もっと読み込んでいくと面白そうです。
実施計画の改定にあたっては、この結果との整合性を問うのも一つの見方だと思いますが、一方で議会独自の観点を持たなければなりません。それが単なる雰囲気や印象に留まってしまえば、到底議論にはなり得ませんので、まさにここが議会が突破すべき壁と言えます。
3.職員数(資料)
計画では30名減の予定であったが、実際は12名プラスだったとの事。最近の現場のお話を伺うと、人員削減に限界が来ているように感じます。
4.退職&人事異動(資料)
特にコメントはありません。
5.訴訟事件の判決2件(資料)
(1)生徒から暴行を受けた教員が、都による再任用の拒否に影響を及ぼしたとして区に損害賠償を求めた事件です。そもそも区は継続を打診していたが、原告が辞退したために再任用されなかったとの事で請求は棄却。控訴もされず確定。なんのこっちゃ、ですね。
(2)目黒区有地を公募型プロポーザル方式による随意契約で売却した事について、提示された最高価格との差額を区長に損害賠償請求した事件です。区の判断は合理的とされ、請求は棄却。訴える気持ちは分からないでもないですが、まちづくりが関わる話であり、ちょっと無理があります。ただ、決定プロセスの透明性は一定程度確保しなければなりませんね。
6.東山小工事の金額変更(資料)
区議会の議決が必要な契約については、10%未満かつ100万円以上の金額変更(曖昧です)を報告しなければならないらしく、その報告です。増額も減額もありますが、軽微かつ事務的な範囲の話だと理解しています。
7.指名停止措置(資料)
公正取引委員会により処分された大手2社の指名停止で、それぞれ停止期間中のため、上乗せになります。前回は発言で言及があったのでそのまま載せましたが、今回は無かったので社名を伏せました。ググれば出てきます。
8.地域防災計画の修正(資料)
国や都に対応し、区の防災計画を修正するものです。文言的な変更です。熊本に行った際に聞いた「プッシュはリュックにセットでパックで」を思い出しました。
全文はこちらのページにあります。
9.防災訓練等の計画(資料)
そのまま自分の予定表のような気がします。(笑)
1点だけ、スタンドパイプを用いた操法大会の可能性を聞きました。将来的にはあり得るかも知れませんね。
10.災害時の棺や葬祭用品、遺体搬送等に関する協定(資料)
災害時の遺体や葬祭用品についての協定を、葬祭業協同組合目黒支部さんと締結するものです。これも現実的に必要になる話ですね。なお、区には遺体袋が備蓄してあるそうです。