2020東京五輪では、トランポリンの練習場となることが見込まれている中央体育館(うちの近所です)。それまでにバリアフリー対応などを行うため、大規模改修を行うことが決定しています。
スケジュール感としては、今年度に基本設計と実施設計を済ませ、2018~19年度にかけて改修を行い、2020年4月にはリニューアルオープンする予定が示されています。
本日は、基本設計についての説明会が向原住区で行われ、私も出席してきました。配布された資料はこちらです。
事前に聞いていた話では、建設当時よりも法令は厳しくなっており、大きさや高さは殆ど現行のままであるという事でした。示された資料の中でも、格技場などのある棟が3メートルほど高くなるとの事でしたが、敷地の中央部に位置しており、日影図を参照しても、それほど大きな影響はなさそうです。
説明会で議論を呼んだのは、北側の倉庫です。現在、収容しきれない器具などを収めるために、高さ3メートル、幅17~18メートル程の倉庫を新設する計画となっているのですが、体育館に隣接する住人の方から、影響を心配する声が上がったのです。
説明会後、実際にチューリップ公園側から北側を見てきたのですが、現在でも1メートルほど段差がある状態になっており、実際の倉庫の地上高は2メートル程度になるのではないでしょうか。区側も丁寧に説明したのでしょうが、それほど大きな影響になるとは、現段階では思えませんでした。
ただし、この物陰の部分が中高生の溜まり場になるという指摘があり、それはしっかりと対策を取らなければならないと思います。近隣の方のご理解を頂きながら、納得できるプランにしなければなりません。
かく言う私も、今回の改修には少し不満を持っているところがあり、向原住区と公園、体育館を一体とした再整備の時期まで待てなかったものかと思ってしまいます。
地元の重要課題ですので、引き続き進捗をご報告して参ります。