豊島区新庁舎の視察

西崎つばさの活動


今日は、「上層階がマンション」と話題の豊島区新庁舎の視察からスタートしました。若手市議の会のプログラムで、視察の受け入れ自体が初めてだそうです。やはり、「若市議」は素晴らしいネットワークだということを再確認しました。

民間の複合施設のような雰囲気や、総合窓口の設置でワンストップ化を図ったことなども素晴らしい点ですが、やはり財政負担なしで新庁舎を建設できたスキームが画期的です。

インターネット等では、マンションの収入で費用を捻出したような記述も見受けられますが、実際は旧庁舎のあった場所を定期借地として貸し出し、76年分の地代を一括で前払いしてもらうことで、建て替えの費用を賄っています。
(豊島区の資料はこちら

少し違う手法ですが、武蔵村山市では、土地を信託し、一部の土地の売却益で施設を更新する事例がありました。目黒でも区有施設の見直しは深刻な課題ですから、様々な事例を研究しておく必要があると思います。