あれから1年。なんとも悲しい思いもいたしますが、ひっそりと民進党の代表選挙が行われています。今日は、東京プリンスで両候補が揃っての公開討論会が行われ、私もいち聴衆として参加してまいりました。
前原さん、枝野さん、どちらも素晴らしい候補であり、次期代表として期待できる人物だと思います。メディアは、双方の少しの違いを誇大広告のように取り上げ、代表選挙後に分裂するなどという悪意のある報道もされていますが、行き過ぎた格差を是正し、皆で支えあう社会を築きたいという思いは2人とも全く変わりません。原発ゼロも掲げていますし、野党共闘にいたっては方法論ですから、理念がブレない限り影響はありません。
これからを考えた時に、もっと党が各地域で根を張り、逆風に負けない組織体制を作り上げない限りは、バラバラ感であるとか離党ドミノだとかは防げないと思います。その体制づくりに関しても両候補から言及があり、私も挑むであろう2019年の統一地方選挙に向けての考えも聞くことができました。
国政レベルでも地方議員レベルでも、本当に素晴らしい逸材がまだまだ党に残っています。そういった方々が埋もれてしまうのは日本政治に対する罪とも言えますし、政権交代可能な政党をもう一度つくり直すのは、まさに党に課された天命だと思います。
それにしても、これは日本の(公職ではありませんが)選挙の中でも、最もレベルの高い討論会なのだろうと思ってしまいました。私も党に期待するのではなく、党に期待されるよう、自らに磨きをかけていかなければなりませんね。