総選挙も終わり、例年より遅れて、研修シーズンのスタート。
今日はローカル・マニフェスト推進地方議員連盟の「早稲田定例会」で、学生クリエイティブ集団「POTETO」の皆さんのお話を伺ってきました。
投票率の向上、特に若い世代。
政治関係者の誰もが(少なくとも表面上は)口にする課題ですが、いくら「選挙に行こう!」と呼びかけても、その手法が若者に刺さらなければ、何の効果もありません。そして、その意味の薄いやり方が、これまで続けられてきたのでは、というのが彼らの主張です。
アメリカやフランス大統領選や、イギリスの総選挙などを実際に見に行って彼らが感じたのは、「海外の政治家も日本の政治家も、熱意や語っていることは同じ。問題は見せ方だ。」という事でした。
そこで、彼らの感性で、新たな発信方法によって若者の政治への関心を高める取り組みが進められ、今回の総選挙でも映像やバナーなどの作成を請け負うなど、現場でも取り入れられ始めています。
印象的だったのは、メールマガジンは箱モノ、街頭演説はブログ、SNSは「握手」だという比喩でした。握手は、一瞬で人柄を伝え、信頼を勝ち取らなければいけない。みすぼらしい格好で、心もとないやり方では、握手はマイナス効果となってしまう。だから、見せ方が大事だということです。
理屈は分かるのですが、それ以降は感性の問題。実際の制作物を見ながら、ダメ出し大会(笑)を行ってもらい、「オシャレ」「ダサい」ポイントを学びました。
しかし、今日の勉強会を経てこのブログを書いていることが恥ずかしいくらいです。若者に届く発信方法、本気で見直さなければ。