今朝は、手塚よしお氏との武蔵小山での駅頭活動終了後、急いで役所に駆けつけ、廃棄物減量等推進審議会に出席して参りました。
新体制となって1回目ということで、総括的な話が中心でしたが、逆に率直な意見を述べられる貴重な時間でした。
会議の中でも発言しましたが、私は家庭ごみの有料化は避けられないと思っています。ごみの減量にも寄与しますし、実際に有料化に移行している自治体も多くあります。
しかし、やはり一組(東京23区清掃一部事務組合)の制度がネックです。23区のゴミ処理は、区と一組と都の三層構造になっており、責任の所在も分かりづらく、改革が容易ではありません。
一方で、ゴミ処理にはお金がかかるという認識は、区民の方々にも共有して頂きたいと思います。
前期の答申では、2100年を見据えた提言がまとめられました。今を生きる我々は、やはり未来の世代に責任を持たなければなりません。それは廃棄物に関しても同様です。現状をより理解し取り組んで頂けるよう、根気よく、かつ工夫して啓発を行っていく事が非常に重要だと思います。
タイトルにも示しましたが、現在の家庭ごみの課題のひとつは紙ゴミのリサイクルです。ティッシュの箱やカレールゥの外箱など、燃やすゴミに出しがちな「雑がみ」を古紙回収に回すことで、まだまだ家庭ごみは減らせます。(区の資料の抜粋はこちら)
本日の資料を下記に貼り付けておきますが、基本計画改定に関する資料のみ、現在進行形で素案が作成されている所ですので、公開することができません。
どこまで言っていいものか分かりませんが、今までは区全体のゴミ削減量を示していたものを、区民1人あたりの量に置き換えることによって、より実感を持って頂くように考えているとの事です。
議事・名簿など
当審議会条例および規則
目黒区のゴミ・資源の現状と課題<おすすめ>
前期の答申、基礎調査の概要
以下はリンクです。
基本計画改定に向けた基礎調査
前期の答申