2020年東京都予算案
今日は、毎年恒例の東京都の来年度予算案のヒアリングが、立憲&国民会派の合同勉強会にて行われ、私も参加してきました。
詳しくは都のサイトに公表されている通りではありますが、過去最大となった2019年度に次ぐ、7兆3540億円という大きな規模の予算となっており、オリパラ大会の成功と、成長と成熟の両立を図る予算とされています。
主として小池知事の目指す「3つのシティ」とされているセーフシティ、ダイバーシティ、スマートシティに取り組むもので、多胎児支援などの子育て支援や、豪雨災害対策、5Gへの対応、ゼロエミッション東京に向けた施策などが並べられています。
区市町村に関わるもので個人的に気になっているのは、ゆりかご東京を発展する形で拡充された「とうきょうママパパ応援事業」で、これまで1回だったパッケージを1歳の誕生日にも追加するものです。育児の状況を把握する意味で、面談の機会を増やすのは悪いことではありませんが、さて目的に適う作りになるでしょうか。
また、ひとり親家庭の生活安定に向けた養育費確保支援(立て替え保証)については、明石市のスキームをそのまま持ってきた事業となるようですが、補助率10/10で実施できるそうですから、目黒区でも前向きに検討すべきでしょう。
その他、区に関わる予算は多岐にわたりますが、今後さらに精査する中で、区議会での議論にも繋げてまいります。