2020.2.25 本会議(議事次第)
議案
1号 手数料条例(議案)
法改正に伴い、建築物エネルギー消費性能基準の適合認定について、フロアごとの算定など簡易な評価方法による認定申請が可能になったことを受けて、その手数料を定めるものです。
2号 男女平等&性の多様性(議案)
性の多様性を尊重する社会を目指すため、これまでの男女平等共同参画条例を大幅に改正して、その理念を実現しようとするものです。パートナーシップ制度には踏み込んでいません。
3号 特殊勤務手当(議案)
品川児相に派遣されている職員に対し、児童相談所関係業務手当てを支払うことや、福祉業務手当の対象に、生活困窮者自立支援法に基づく家庭等訪問を加えるための改正です。
4号 公契約条例(議案)
会計年度任用職員の制度が開始することに伴い、労働報酬下限額の算定基準として用いている臨時職員から、会計年度任用職員へと文言を改めるものです。
5号 選挙長等の報酬・費用弁償(議案)
選挙における各投票所の投票管理者が、丸一日でなく半日での従事が可能となったことから、その報酬額を定めるものです。
6号 高齢者福祉住宅(議案)
民法改正に伴い、不正入居等による明渡請求の際の利息を法定利率(現在は3%)に引き下げるものです。
7号 自転車安全利用促進条例(議案)
これまでも多くの議論が交わされてきた条例案ですが、自転車のルールやマナーの普及や、損害賠償保険の義務化、幼児を同乗させる場合のヘルメット努力義務化などを定めるものです。
8号 区営住宅条例(議案)
6号の高齢者福祉住宅と同様、利息の割合を法定利率へと改めるものです。
9~12号 補正予算2号(一般会計、国保、後期高齢者、介護保険)
一般会計のみ触れますが、10億あまりを減額し、予算総額では1075億6千万円余と補正するものです。
区税や財調交付金の増額や、これらを受けた基金の復元、台風による被害のあった公園などの復旧、介護関連施設の実績に伴う減額、プレミアム付商品券の実績に伴う減額などが計上されています。
13~16号 2020年度予算(一般会計、国保、後期高齢者、介護保険)
こちらも一般会計のみ。1071億2千万円余の規模で、史上3番目に大きな予算案となっています。とは言え、大きな建築事業などがある訳ではありません。
保育園の増設に伴う運営経費の増加など経常経費の増加に押されている側面が強く、言ってしまえば面白みのない予算ということになります。
17号 区有通路路線(議案)
寄付の申し出が私道について、区有通路としての認定を求めるものです。
18号 後期高齢者医療広域連合の規約変更協議(議案)
後期高齢者医療制度における保険料軽減のために、各自治体が一般会計を投入している特別措置について、今後の2年間も継続するための規約変更について構成自治体の議決を求めるものです。
19号 幼稚園教育職員(議案)
教育職員の業務量を適切に管理するため、超勤4項目(生徒の実習・学校行事・職員会議・災害など緊急時)以外で学校に滞在している時間や、校外での引率や研修に要する時間なども含めた管理を求める指針が公表されたことを受けて、目黒区の幼稚園教育職員に対しての規定を定めるものです。
諮問
1号 人権擁護委員(諮問)
任期満了を迎える人権擁護委員の方の後任として、新たに推薦があったことに対し、議会の認定を諮るものです。