インターンを終えて

明治学院大学 山田結太

国会などの国政においては悪い報道もたびたびありますが、アベノミクスによる景気回復などの良いニュースもちらほら報道されています。一方で地方議会といいますと、一昔前になりますが号泣議員や最近では富山市議会議員の政務活動費の不正受給など、私たちが目にする大抵の報道は悪いものばかりと言っても過言ではありません。

私事ですが、私は議員や議員秘書といった仕事を志しておりますが、こういった事のせいかこの道を志してから今まで正直なところ、国政の道しか考えておらず、地方議員やその秘書を志したことはありませんでした。

こういった地方議会の悪事の根幹にあるものは、地方議会独自の慣習や暗黙のルールなどといったものであると私は思っています。そういった既に確立されてしまったものを変えようとすることは、誰しも必要だと分かっていても実際に行動を起こし変えるということはものすごく勇気のいることです。

しかし、今回の活動を通して、翔さんをはじめ様々な若手の地方議員さんと接するなかで、こういった地方議会の悪いイメージ、悪しき慣習といったものをどうにか打開、改善しようと努力されている姿を見ることができ、私自身の地方議会に対するイメージが大きく変わりました。

私は今回の活動を通じてテレビなどのマスコミでは報道されない、良い面でも悪い面でも、本当の地方議会というものを見させていただくことができました。このインターン活動に参加できたことは私自身の人生において、とても大きな転機になったと感じています。

私も将来は翔さんのような、先頭に立ち世の中を変えることができるような議員になりたいと思います。2か月間貴重な経験をありがとうございました。