行動を共にして!

國學院大學 川上照平

私は、2~3月の春休み期間を使い、西崎さんの下でインターン生として過ごしました。私自身、積極的になりたいと思いから始めた事。一言で言うなら「やってよかった!」です。

インターン活動のメインは、本会議や委員会の傍聴と、質問の資料集めなどの事務作業。前者は、10時~17時に開かれている、区議会議員全員が出席する会議で、後者は、西崎さんが秘書をやっていた経験から、インターン生にも秘書と似た仕事に触れてほしいという観点で指示を受けた作業です。

結論としては、この2つの作業をできて本当に良かったです。

詳しいことは割愛しますが、受動喫煙防止法に関すること、民泊新法、コミュニティバスなどについて、過去の新聞記事・参照元がしっかりしているサイトから情報を集めました。本会議・委員会での質問の資料集めということで、実際に質問がされた時は、ほんの少しですが関わることが出来て素直に嬉しかったです。発言時間は各テーマにつき5分程度でしたが、西崎さんはこの質問準備に割いた時間は30時間かけたということを聞きました。

ここから受け取ったことは、公的な場での発言ですから、「参照元しっかりしてるかな」「この情報ってそもそも正しいの」「各新聞社の記事を比べてみよう」などの確認もあると思いますが、何より、西崎さん自身が本気でこの政策・方針を考えようという意思の表れだなと強く感じました。

関連して、「現状の政策・方針を変えていく」というイメージをしっかり持ち、数か月単位、数年単位、数10年単位の計画を立てて、実行していくのは、ゴールが見えていなくては出来ないことなので、このような長期的なことをしている議員さん達を間近でみて、学生である私はとにかく感心しました。

また、発言時間が限られている中、「自分の伝えたいこと・相手に伝わってほしいこと」を簡潔に伝える力が議員さんは抜群でした。

特に西崎さんは、端的に簡潔に鋭い質問をしてました。西崎さんと会話して感じたことは、初日から感じてたことなんですが、説明がとてもうまかったです。事務作業中、一見理解しがたい法律用語、普段から聞きなれていない言葉を説明してもらう機会も数多くありましたが、すんなり頭に入ってきました。

この理由を考えると、当たり前ですが説明とは相手がいるもの。聞く人の立場に立ち、考え、どう話したら伝わるかと、工夫してくれたからだと思いました。これが市民から共感を得ることに繋がり、人を導いていく区の代表として動かしていける人柄に繋がっているんだと理解しました。

インターン活動を終えて2期生を迎えようとしている私は、インターン活動で得た経験を踏み台にしたいと思っています。そこで、「情報発信をしていくこと」を今後の目標に決めました。世間で起こってる事を知り、自分なりの考えを持ち、家族・友人などに発信していくつもりです。

そのためには自分の情報量を増やすこと。
「インプットがないとアウトプットはできない。」
この教訓をしっかり胸に刻み、これからの大学生活を送りたいと思います。

西崎さん、2か月間ありがとうございました!