子ども・子育て新制度について

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最近あまり地元で見ないな、と思われているかも知れません。
実は、来週16日(月)から参議院の予算委員会がスタートする予定でして、
蓮舫議員の質問の準備のため、永田町に篭っておりました。

まだ手の内を明かす訳にはいきませんので、目黒区も関連する国の話題を。

この4月から、子ども・子育て支援新制度がスタートします。
民主党政権時に初めて(!)「子ども・子育て」が社会保障の分野の一つに位置づけられ、
消費税を財源とする恒久的な仕組みが導入される事となりました。

小規模保育所が新たに認可となり、目黒区でも8ヶ所が運営される見通しです。
また、延長保育や病児保育、学童クラブであるとか、子育て相談室、妊婦健康検査など、
地域の実情に応じた子ども・子育て支援(13事業)を実施できると規定され、
その実施主体は基礎自治体、つまり区であると明記されています。
そうです、目黒区の本気度が試されることになります。

(ここから国の話に戻ります)
しかし一方で、新制度において子育て支援の「量的拡充」と「質の改善」に必要とされた
財源1兆円強のうち、確保されたのは約7000億円だけ。
残り3000億円がメドのつかないまま、見切り発車することになりました。

27年度予算案では、税収増が約4兆5000億円。
1000億円増額されている防衛費は、全体で約5兆円。
政権再交代後に増えた公共事業費、約1兆4000億円(全体では約6兆円)。

本当に、子育て支援の3000億円よりも優先すべきことが
そんなに沢山あるのでしょうか。私には疑問でなりません。
(以下に、関連するファイルを貼付しておきます。)

新制度リーフレット(これが簡潔です。)
地域子ども・子育て支援事業(目黒区の本気度が試されます。)
子ども・子育て支援新制度(これは長いです!ご関心のある方のみ・・・)
平成27年度予算のポイント(国の予算についてです。)