ここ2日で3回目の雅叙園。とは言っても1回は早朝でしたし、多くの先輩議員から見たら序の口も序の口なのでしょうが。
兎にも角にも、今夜はある団体の新年会に出席してきましたが、本筋とは全く関係のない所での感想を残しておきます。
同席されていた議員経験者の方から、「民主党は前期(=2015年4月の改選前)、条例案に反対した。それでも与党か!って思ったよ。」とのお言葉を頂きました。
これが旧時代の認識なのでしょう。
議院内閣制を採用している国会と異なり、二元代表制を採っている地方議会においては、「与党」なんて有り得ません。仮にあるのだとしたら、行政のチェックという議員の最大の役割を放棄した、無責任な集団でしかありません。
「是々非々」という言葉で表すと軽くなってしまうように感じますが、選挙で選ばれた首長の施策に対し、同じく選挙で選ばれた議員がチェックをして、良い点は押し進め、おかしな点は質していく。それが健全な地方政治の姿だと思います。
いまの目黒区長は民主党出身なので、批判しづらい空気は確かにあるかも知れませんが、私は全く気にしていません。
それは、好きだとか嫌いだとかではなく、異なる立場から目黒区の方向性を議論し合って善政競争を行っていくのが、本来のあり方だと思うからです。
北川イズム(元三重県知事)からすれば、さらに一歩進んで、行政は単なる執行機関であり、何を執行するか議決するのは、全て議会の役割であるとされます。
ここまで行くのは理想ですが、少なくとも真の議会、議員の活動を目指していかなければならないと思います。
何気ない一コマから感じた、今年の抱負にも繋がる一場面でした。