ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟の地方勉強会が沖縄で開催されました。議会改革の波を全国に広げていこうという取り組みの一つです。目黒は波に乗れていませんが(^^;)
テーマは幾つかあり、
・那覇市の議会&議場改革
・議員提案条例
・議会事務局の機能強化
・課題の本質共有を行う民間ファンド
これらについて学びました。
最も印象深かったのは横浜市の議員提案条例の話でした。
4年間で13本の条例を制定した実績そのものは知っていましたが、その推進役となった黒川市議のお話をちゃんと聞いたのは初めてでした。
様々な関係者を巻き込んで案を作り、議決して条例ができあがると、行政もそれに基づいた事業や政策を打ち出してくると言います。まさに北川先生の仰る「決定機関」の役割であり、今まで議会が放棄していた仕事ですね。
「これほど面白い仕事を、ぜひ目黒でもやりたい」と再奮起させて頂きました。
最後に那覇市議会の議場を紹介します。2013年に新しくなったもので、円形で段差のない独特なつくりをしています。
一部がガラス張りになっており、傍聴席以外の通路からも様子を見ることができます。
そして、大田区議会にも設置されている防音ブースもあります。
那覇市の議会基本条例は「条例先行型」ということで、まず仕組みを変えてしまってから、議会の質を高めていこうという考え方です。円形の議場もそうですが、「形から入る」のも一つの手ですね。参考になります。