本会議5日目。今日は議案などが上程され、各委員会に付託されました(人事案件は即決)。議事はこちらです。
議事の数は、実に41本。補正&来年度予算も含まれているので、多少数字のトリックはありますが、とにかくスキャンするのが相当大変でした。繰り返しになりますが、一刻も早く区議会サイトでの情報公開を望みます。
長くなってしまいそうなので、簡潔に報告します。それにしても、指定管理者は地方自治法で議決事件なのに、基本計画をはじめとした各計画はスルーでOK。もっと議会の矜持を見せたいですよね。まだまだこれからです。
1.個人番号の利用(議案) → 企画総務委へ
マイナンバーの利用は、条例で規定すれば追加することができると法で定められています。今回は、生活保護や生活に困窮する外国人に対する給付および、中国残留邦人の支援給付の事務に利用できることとされた他、今後ネットワークに接続するための規定の整備が盛り込まれています。
2.職員の給与(議案) → 企画総務委へ
地方公務員法と独法の法律が改正されたことによって、より職務に応じた給与体系とするため、職務の等級を表で示すこととされたのに対応するものです。
3.職員の分限(議案) → 企画総務委へ
職員の「勤務実績がよくない場合」に行うことのできる、降給の仕組みが新たに追加されました。
4.特養(議案) → 生活福祉委へ
介護保険法の改正に伴う、条番号の整理です。本当にそれだけです。
5.高齢者在宅サービスセンター(議案) → 生活福祉委へ
6.在宅介護支援センター(議案) → 生活福祉委へ
7.在宅ケア多機能センター(議案) → 生活福祉委へ
介護ニーズの実情に伴い、基本デイサービスを廃止して小規模多機能型居宅介護施設に変更することと、在宅介護支援センターの相談業務は地域包括支援センターでカバーできるため、廃止するための条例です。
8.建築審査会(議案) → 都市環境委へ
法により、委員の任期を定める必要が出ました。実際には、今までもこれからも2年で変わりません。
9.道路占用料(議案) → 都市環境委へ
法令改正に基づき、太陽光発電と風力発電、津波からの避難施設の占用料の規定を追加する必要が出ました。目黒区に該当の物件は存在しません。
10.公園(議案) → 都市環境委へ
9番にも含まれていましたが、占用料は固定資産評価額に基づくため、その変更を行うものです。
11.原町一丁目・洗足一丁目(議案) → 都市環境委へ
補助46号線沿道の地区計画について、建築物に関する制限を定めるものです。
12.区民住宅(議案) → 都市環境委へ
今まで存在していた、1年の区内居住要件を取り払う事と、一部の区民住宅を廃止するためのものです。
13.保育所(議案) → 文教子ども委へ
民営化して新しくなる中目黒保育園の仮園舎の住所を定めるものです。
14.教育・保育(議案) → 文教子ども委へ
国の法律に義務教育学校(9年を柔軟に対応)が追加されることによる、規定の整備です。
15~18.各会計27年度補正予算 → 企画総務委へ
タイトルの通りです。膨大な資料のため、スキャンは諦めました。申し訳ありません。大きな事業の変更などがあるわけではありません。
19~22.各会計28年度予算(参考ページ) → 予特へ
3月に予算特別委員会が開かれますので、そこで詳しくご紹介します。一般会計の規模は、当初としては昨年並みの930億円です。
23.駐輪場の指定管理者(議案) → 企画総務へ
祐天寺の駐輪場の指定管理者を定めるものです。区内で実績多数の業者との事。
24.後期高齢者医療広域連合(議案) → 生活福祉委へ
来年度から2年間の保険料を新たに定めた規約を、構成自治体議会として議決するものです。
諮問1&2.人権擁護委員(諮問事項) → 全会一致で即決。
人事同意案件。お二方とも留任です。
25.手数料 → 企画総務委へ
これも、資料が膨大なためスキャンを断念しました。すみません。内容は、長期優良住宅が改築にも適用されることを受けての認定手数料と、省エネ建築物の認定手数料を新たに追加するものです。
26.国民健康保険(議案) → 生活福祉委へ
保険料の改定を定めるものです。目黒区は、平均で約8000円の値上げ。痛いです。もっと医療費を抑制していかなければ。
<陳情>
(企画総務委へ)
6号:選管委員の報酬
11号:安保関連2法の廃止
(生活福祉委へ)
2号:介護施設建設中止
7号:町会・自治会活性化
(都市環境委へ)
8号:羽田空港
(文教子ども委へ)
3号:脳しんとう
4号:小山台高校定時制
9号:親子断絶防止、公的支援
10号:親子断絶防止、法整備