(写真は、蓮舫秘書時代に1週間で溜まった書類の山)
ご想像に難くないと思いますが、議会は日本で最もICT化が進みづらい領域です。この分野に疎いベテラン議員が消極的であることが大きな原因ですが、議論の効率化や「見える化」のため、最新技術や機器を導入すべしというのが私の考えです。
例えば、千葉県流山市ではスマートフォンを用いた電子採決を行っています。このシステムでは、各議員の議案に対する賛否が大画面に即時表示され、明らかにされます。
また逗子市では、全議員と幹部職員にタブレット端末が配布され、ペーパーレス化が進み、利便性も向上しています。上の写真のような大量の資料も、サーバーに入れておけば随時閲覧できますし、議場内でネット検索して事実関係の確認などもできますから、議論の質も上がるでしょう。
委員会のネット中継すらできていない目黒区議会では遠い世界の話ですが。。。
また、行政サービスにとっても、ICT化は重要です。
倉敷市では、防災マップをアプリ化し、市民の自宅周辺の避難経路などを簡単にダウンロードできるようになっています。また、さいたま市や港区では、住民票等の証明書がコンビニで発行できるシステムが導入されています。
限られた財源の中で、コストを抑えながら行政サービスを向上させる。
その答えの一つがICT化であると確信し、導入を提案していきたいと思います。