議員間討議の実験

西崎つばさの活動

午前中は町会のスカイツリー見学会ツアーへ。午後に備えてスーツで行ったので、現地の係員の方からも、ほぼ添乗員扱いでした。

そして、午後は市ヶ谷の法政大学へ。市民と議会の条例づくり会議のセミナーに参加してきました。

今回が初の参加ですが、テーマは議員間討議。議案の採決前に、議員同士で話し合う仕組みの事です。「議員の仕事は議論である」と言われながら、他の議員と平場で議論する事は皆無です。このセミナーでは、さらに一歩進んで、傍聴者からも意見を聞くというスタイルを採りました。
委員長や委員、理事者の係を決め、議案まで提出されて、さながら本番の委員会のような実験が行われました。

その議案にも仕掛けがしてあったのですが、別々に実施された3グループとも継続審議または否決となりました。さすが、意識の高い方々の集まりですね。

議員間討議の方はというと、まだまだ手法が確立されていないように感じました。現時点で、議案の採決に大きな影響を及ぼすとは考えづらいですね。

また、私は傍聴者役で、いわゆるプロ市民ではなく、ごく普通の市民を意識した発言をさせて頂きましたが、それがその後の討議に活かされる部分は少なく、議員側の意識やスキルにも課題がありそうです。

しかし、議会をさらに開かれた場にしていこうという取り組みの一環。今後も引き続き、勉強させて頂きたいと思います。