相変わらず都知事選に注目が集まっているのか、それともポケモンGOに話題をさらわれてしまったのかは定かではありませんが、その影に隠れるように、都内4区での都議会議員補欠選挙が告示されました。
補選が実施される場所と欠員の理由は、
渋谷区:区長選出馬のため辞職(その後、落選)
大田区:総選挙出馬(予定)のため辞職
新宿区:区長選出馬のため辞職(その後、当選)
台東区:区長選出馬のため辞職(その後、当選)
以上の4区です。
本来の都議会議員の任期は来年の夏までですが、3年経つと色々な動きがあるものですね。
大田区選出だった田中健前都議が、現在は故郷の静岡で活動しているのは例外としても、都議から区長というステップが王道パターンであることが分かる気がします。
われらが民進党からは、
渋谷区:浜田ひろき 候補
大田区:もり愛 候補
新宿区:いのつめまさみ 候補
が挑戦しています。なお、大田区では共産党が候補を取り上げ、野党共闘の様相を呈することになったそうです。
主に伝聞ではありますが、都議会は日本で一番遅れている地方議会だと思っています。先輩である伊藤ゆう前都議が再挑戦する来年の都議選はもちろんですが、補選からでも新しい流れをつくって頂きたいと期待します。
また、実を言うと、普段から議会の立場で行動しているせいか、素直に応援できる都議補選に対し、首長選挙で特定の候補者を応援するという感覚がしっくり来ていません。目黒区長選の方が強く感じていましたが、都知事選でも同様です。
しかし、自らの考え方に近い首長が誕生することは良いことのはず。地方は二元代表制ですから、どういう姿勢が望ましいのか、あらためて考えてみなければならないのかも知れません。