二重国籍?

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本会議2日目、今日も一般質問です。通告はこちらです。

偶然ではありますが、登壇した5人のうち4人が同期の新人でした。と言っても、既に1年半が経過しようとしているのですから、皆さん風格が出てきているように感じます。私の出番は次回、11~12月の第4定例会となりますから、負けていられません(内容は未定です)。

さて、一方の代表選。

3候補者が一緒に全国を回って公開討論会を重ねていますが、地方議員および党員サポーター投票の締切りが12日必着となっているため、今が一つ目の山場と言えます。

そんな中でネットを騒がせているのが、蓮舫さんの二重国籍デマ。
概要はご存知の方も多いと思いますので割愛しますが、代表選を優位に進める蓮舫さんのイメージダウンを、今のうちから図っておこうとする一部の悪意を感じざるを得ません。

そもそも蓮舫さんは、お父様が台湾の方、お母様が日本の方でしたので、現在の法律であれば国籍を選択できるのですが、今では考えられない当時の男尊女卑の法体系により、台湾籍とされていました。逆に、同じ時代にお父様が日本人、お母様が台湾人であったら日本国籍とみなされますので、問題は起こり得なかった事になります。

そして、中国法においては約30年前に国籍が抹消されている事が確認できており、現在は台湾籍が残っているかどうかの確認がされている訳ですが、日本と台湾の国交が断絶している以上、籍があっても日本政府としては認められません。

つまり法的には完全にクリアしている事になります。

それでもなお、問題だと言い続けている方々の主張を客観的に整理するならば、
「日本生まれ日本育ちであっても、純血でなければ日本人として認められない。少なくとも政治家にふさわしくない。」
という事になるのではないでしょうか。

これは考え方の問題ですので、そう思って主張される事は自由です。

しかし、現代社会において、あまりにも偏狭なナショナリズムだと私は思います。
最も近くで見てきた1人として断言しますが、どんな政治家よりも日本の将来を真剣に考え、本気で政策提案してきたのが蓮舫さんです。その資質を見落として血筋が云々と騒いでいるだけでは、日本の国益に全く適わないと思います。

選挙まで、あと1週間。