委員会審査

情報公開

議会の場は委員会に移りました。企画総務委員会、1日目。
議事はこちらです。

(議案)→先日のブログで紹介した通りです。
39.個人番号の利用(資料
独自事務の追加。私はマイナンバー賛成論者ですので、全く異論がありません。審査では、マイナンバー制度に反対の立場の方々の議論が行われました。委員会としては、可決すべきものと議決。

40.手数料条例(資料
特定用途誘導地区での容積率緩和の手続きに備えるものです。目黒区では当面のところ、特定用途誘導地区を計画に組み込む予定はありません。どちらかというと、人口減少や高齢化がより深刻な地方で、コンパクトシティを目指すための法改正ですね。可決すべきものと議決。
参考:国交省サイト

(報告事項)
1.庁舎内での死亡事故について(資料
30代の女性が、総合庁舎らせん階段の4階部分から転落し、お亡くなりになるという痛ましい事故が発生しました。精神疾患をお持ちで、入院先について生活福祉課に相談にいらした所、実際にお話を伺う前に姿が見えなくなり、直後に事故があったとの事です。

2.施設使用料の改定(資料
区の施設の使用料については、4年に1度見直すことになっています。施設の維持管理経費の部分を、施設の種類に応じた割合で利用者に負担してもらう仕組みですが、今回は算定単価に大きな増減がなかったことから、使用料は改定せず、据え置きとなりました。

3.行革計画の取り組み結果(資料
平成27年度の行革関連の報告です。財源確保額が6000万円程度ですので、歳出を減らしていくことの難しさを物語っている気がします。「目黒ルール」により、行革や財政の事を一般質問などで聞けないため、1月に聞いたばかりの行政評価制度の検討状況について質問してみましたが、特に新しいものは出てきませんでした。

4.都区財調算定結果(資料
目黒区は昨年より約17億7千万円減の111億7千万余りとなりました。区当初予算の想定より6億2300万円低く、これが補正に乗ってきます。税収が増えれば財調交付金は下がる、逆も然りですから虚しさを感じますが、ワガママだけ言っている訳にもいかない、といった所でしょうか。

5.まちづくり懇談会(資料
毎年行われている、「区民と区長のまちづくり懇談会」を実施するという報告です。特筆する点はありませんが、ツイッターなどを使って若者とやり取りしても面白いと思いますが、どうでしょうか。

6.地域BWAシステム(資料
一定地域のみを対象に、専用の帯域を用いて通信サービスを行う「地域BWAシステム」について、免許申請の意向のある区内事業者と協定を結ぶという報告です。
将来的には公衆無線LANの整備に活用する可能性もあるとの事ですが、そもそもインフラとして同システムが整備されていなければ、当然これを用いることはできません。そして事業者が免許を取得するには、自治体との協定が必要であるという事情が背景にあります。
災害時などに一般のネット回線が繋がりにくくなるというイメージが持てないのですが、コスト面で優れているならば活用の可能性はあると思います。
参考:総務省サイト

7.区政功労者表彰(資料
本年は127名の方が表彰されるとの事です。昨年は202名で、勤続年数などの条件がたまたま重なって多くなった、との事でした。