よみがえるか、地方議会。

西崎つばさの活動

昨日に続き、今日はマニフェスト大賞の授賞式。今回からは完全に議員だけで運営されていますので、不安いっぱいの当日でした。なお、私はステージ下でのAD的な役割を担いました。standby

各受賞者の受賞内容は、マニ大サイトに詳しく出ていますので、そちらに譲りますが、やはり今回の目玉イベントは、グランプリの審査に影響する「最終プレゼン」でしょう。各賞の最優秀受賞者が審査員の前でぶっつけ本番のプレゼンを行うという試みです。

それぞれ素晴らしいプレゼンが行われましたが、今日も昨日の女子高生が光りました。内容は先のサイトから後日、ご覧になれるかと思いますが、終了後に述べた「伝えることの難しさと大切さを感じた」という趣旨の話には、本当に高校生離れしているなと改めて感じさせられました。

なお、グランプリは京都府の舞鶴市長で、地域医療を一つの核として、地方創生を踏まえたマニフェスト型の市政運営を進めている取り組みが最高の評価を得ました。他の方も全国トップレベルの先進事例であり、ある面では遠い世界のように思ってしまいますが、同じ土俵で戦っている方々です。

さて、行政も議会も、これまで以上に「見える化」が求められています。特に議会はその信頼が失墜している状況ですから、何を試みて何を成し遂げ、何が出来なかったのかを検証し、次の政策に繋げていくマニフェストサイクルを確立し、住民の信頼を取り戻さなければなりません。

政策には科学的な根拠が必要だと思う一方で、全てを数字で表すことは出来ないことも事実ですが、そう努力することは可能ですし、それがローカル・マニフェストだと思います。例え華々しい目玉政策がなくても良いんです。

目黒区でもいつの日か、選挙では当たり前に政策を提示し、有権者もそれを判断材料とし、選挙後はマニフェストに沿った議会活動を行う議会や会派が実現できるように、引き続き勉強と実践を重ねたいと強く決意した2日間でした。