東京若手議員の会の研修会。今回は目黒での開催ということで、いろいろと準備に追われておりました。まぁ、事務局長という肩書上、毎回追われている気もしますが。
さて、今回のテーマは「特別支援教室」と「情報収集法」の2つを選定しました。
・特別支援教室
東京都では、発達障害を抱える児童への教育支援を強化するために、これまでの「児童情緒障害等通級指導学級」を「特別支援教室」へと進化させ、平成28年度から都内公立小学校で順次導入することにしています。具体的には、従来のように「児童が通う」のではなく、全ての学校に「先生が通う」というスタイルになります。
目黒区では、モデル事業として平成24年からこれを開始し、翌年25年からは全ての区立小学校で導入されています。そこで、これから導入されていく自治体の議員仲間に参考にしてもらおうと、課長にお願いしてお話をして頂きました。
最大のポイントは、発達障害を持たない児童や親の理解を深めることで、同じ学校で当たり前に過ごせる環境をつくることだと思います。
・情報収集法
以前のブログでもご報告した議会図書室改革に関連する話を、ぜひ仲間にも聞いて共有してもらいたいと思い、国会図書館の政治史料課長をお招きしました。
この企画は、専門図書館協議会の講師派遣事業を活用したものですが、一般の議会では議員の問題意識のレベルが様々なので、講師がやりにくい事も多々あるそうですが、若市議のメンバーは志の高い議員ばかりですので、司書やデータベースの活用法を学び、予算質問に向けて皆さん燃え上がって下さったようでした。
第1定例会の開会まで、若市議を含め、研修がしばらく続きます。