今度は桜が満開の中の入学式シーズン。昨日は向原小、今日は九中でした。
事前に聞いてはいましたが、九中の新入生は40名ちょうどという事で、本当にギリギリでの2クラス編成となりました。南部地域の中学校の再編議論にも影響しそうですね。いや、むしろ原因の方でしょうか。統廃合においては、卒業生を抱える地域が最大の抵抗勢力になると聞いた事があります。私も冷静に意見が述べられるよう、覚悟しておかなければなりませんね。
さて午後は、同様に桜が咲き誇り、新入生でごった返している早稲田大学へお邪魔し、マニフェスト大賞の実行委員会に参加してきました。
今年で12回目を迎える同アワードですが、このところ岐路に差しかかっており、ここ数年、様々な議論が交わされています。
マニフェスト大賞の特徴は、選挙で具体的な約束事を掲げ、当選後に実行し、その後に修正やバージョンアップを図るという「マニフェスト・サイクル」を評価する点にあります。ただ独特の施策を表彰するだけの政策コンテストではないのです。
しかし、こうした首長や団体は限られてきています。例えば目黒区でも、選挙を起点として政策サイクルを回している例は見当たらないように感じます。(私も不十分ですね(^_^;))
そもそも、旧民主党政権の責任が大いにありますが、マニフェストの概念は生きていても、言葉が死んでしまったという指摘が何度もされてきました。その中で、賞のあり方を再考する議論が継続的になされているのです。
掲げた理想は追い続けたいだけに、舵取りの難しい所です。いつの時代も、変わり目というのは大変ですね。