一連の文教・子ども委員会視察の最終章は、八ヶ岳林間学園へ。興津の時と同じく、代表的なルートを見学しつつ、施設に向かうという行程でした…が、事故渋滞や台風の接近に伴う雨のため、一部を短縮や変更。委員長や職員の方の臨機応変な対応に感謝です。
なお、当初の予定はこちらです。また関連資料も貼付します。
・施設概要
・宿泊体験教室など実施結果
・利用状況(一般含む)
以下は、実際に辿った順番に記録を残しておきます。
・八ヶ岳自然ふれあいセンター、清泉寮(キープ協会の創設者、ポール・ラッシュ像)
映像や展示で八ヶ岳の自然を学ぶ施設。年は小学校13校、中学校3校が訪問。また、この一体を管理する公益財団法人キープ協会さんからは、チームビルディングから自然観察、体験学習など、オーダーによって様々なプログラムを提供しているという説明を頂きました。
目黒区立学校でも、利用するケースがあるとの事です。財団自体の人員体制や研修などもしっかりしているようで、頼もしく感じました。
・川俣川渓流釣り場渓流でマスやイワナ釣りができる所です。昨年は、目黒も含めて70校ほどが利用。
子どもを5名程度のグループに分けて1ブロックずつ、最大40ブロックほど同時に釣りができます。釣った魚を捌いて、おにぎりと一緒に食べるのが定番との事で、この日も家族連れのお客さんがおり、子どもたちが魚を釣ったり、バーベキューを楽しんだりしていました。
・八ヶ岳林間学園もともとは昭和35年に開園し、木造のバンガローから、昭和59年および63年の改築によって今の建物となりました。山梨県が学校などに向けて用意した43区画のうちの1つで、20年の賃貸借契約となっており、年間151万円の賃料が発生しています。
基本的には小5と中1で利用することになっていますが、部活の合宿や、近年では大鳥中学校のイングリッシュサマーキャンプにも活用されるほか、子どもが使用していない時には一般区民の方も1500円(子どもは750円)で宿泊利用することができます。
それなりに年数が経っていますが、内部は綺麗に保たれており、明るい印象の施設となっています。
ところで、私も20年ほど前に来ているはずなのですが、建物の記憶がほとんどありません。よほど、仲間と楽しむことだけに目が向いていたということなのでしょうか。。。
・オオムラサキセンターメインはオオムラサキですが、他にも様々な虫の標本や、里山の生き物のジオラマなども展示され、生態系の学習までカバーしている施設です。今年はオオムラサキが国蝶に指定されてから60周年で、記念展示が行われています。情けない話ですが、私は国蝶という存在そのものを知りませんでした。
昆虫が好きな子どもなら、一日中いられるほど楽しい施設だと思います。長男を連れて来たいくらいでした。(最近、虫を怖がる傾向にありますが…)
なお、台風の影響は帰りがピークとなり、八ヶ岳から東京まで4時間ほどかかりました。。。