立憲フェス2018@ベルサール高田馬場
まもなく結党から1年。私は入党してから9ヶ月。立憲民主党の第1回党大会は、旧来型の集会ではなく新たな「フェス」であるということで、地方議員として参加してきました。
(個人的には、台風24号の接近を考慮して中止・延期すべきだと思っていましたが…)
草の根の党大会
ベルサール高田馬場で開催された立憲フェスは、まさにボトムアップ、草の根型のイベントでした。
私は、後に紹介する団体活動紹介ブースのお手伝いで、自治体でのパートナーシップ制度を求める活動のお手伝いをしていたのですが、会場の作り、雰囲気など、従来の党大会の印象をことごとく覆すものであったと思います。
以下、少しずつ紹介します。
メインホール
メインホールでは、最初に枝野幸男、長妻昭、蓮舫、辻元清美の各議員が登壇してのトークイベント。これですら、トーク形式というのは今まで意外に少なかったのではないでしょうか。
次に、各級議員とパートナーズがともに座りながらのワークショップ。私はブース活動のため参加できず、少し様子を見てきた程度でしたが、国会議員も参加してのワークショップを大々的に行うのは、やはり立民らしいですね。
最後は、ザ・ニュースペーパーなどが出演するお笑いLIVE。私のいた廊下にも音声だけ少し聞こえてきましたが、観たかった…
↑メインホール準備中の様子。
サブホール
サブホールは、原発ゼロやジェンダー格差などを考える「立憲ミニトーク」と、パートナーズ同士の交流の場となる「パートナーズ広場」に分かれて、3セッションずつ開催されました。ここは見に行けなかったので、心残りです。
立憲法案大展示
「対案がない」といわれなき批判を受けていますが、結党後1年間に国会で提出した52本の議員提出法案の一部(9本)について、解説パネルが展示されました。
個人的に思い入れの強い、産後ケアセンター設置法案(と児相緊急強化法案)のパネル。
活動紹介ブース
廊下にズラッと並んだブース。これまでの政策のとりまとめなどに関わっていただいた市民や団体の方から、活動を紹介するコーナーが設置されました。内容は、男女共同参画やエネルギー関連、ギャンブル依存症問題や福祉サービス、SDGsなど様々です。
私の手伝っていたパートナーシップ制度のブースには、元上司である蓮舫参議院議員が様子を見に来てくれました。
#立憲カメラミュージアム、フォトブース
Twitterで広がったハッシュタグ「#立憲カメラ」の写真が展示されたブースです。これも参加型といえ、立憲らしいですね。また、特設の背景やパネルを使って、プロのカメラマンが写真撮影してくれるブースも用意されていました。
フリースペース、飲食販売
パンや弁当、飲み物などを販売するテントが設置されており、さらには会場内で飲食できるスペースもありました。後方で昼食をとりながらトークイベントを聞くということも可能で、大胆なつくりだと思います。
市民と議員の「距離の近さ」
ということで、雑多に書き記してきましたが、ポイントとなるのはパートナーズの方々と議員の「距離の近さ」なんだろうと思います。ブースの手伝いをしながら廊下を見ていても、あちこちで議員と参加者が話をしており、やはり党大会というよりは文化祭・学園祭に近いカンジです。
この距離の近さを武器として、ボトムアップの政策立案、そして実現へと繋げていくのが立憲民主党の真骨頂なのだと、あらためて思います。統一選も念頭に、国会だけでなく地方議会でも、パートナーズの方々と一体となった活動を実施できるよう準備を進めていかなければ。