2018.10.26 目黒区総合戦略等調査特別委員会（議事次第）
報告事項
１．区政に対する意識調査（資料）
今後の基本構想や基本計画の改定にあたって、区民の意識調査を実施するものです。18歳以上の区民3000人に無作為抽出で送付されます。もし届いたら、当たりクジみたいなものですので、ぜひご協力をお願いいたします。
また、職員へのアンケート調査も別途行われます。
さらに、子ども総合計画の改定に向けて小中高生などから意見を聴取するのに合わせて、区の将来像についても聞き取ることとなっています。
２．長期計画審議会の委員構成（資料）
基本構想の改定に向けて、これから長期計画審議会を設置することになります。その委員の構成について、区議会議員を少し減らし、区内団体の関係者を増やす規則改正を行うという報告です。
審議会に区議が入ることには賛否両論あるかと思いますが、団体関係者を増やす方向性には賛成です。
また、公募区民にあっては、各地区からの選出というイメージがあるようですが、若い世代や働き盛りの世代が参加しづらいことは容易に想像でき、そうした方々の意見を抽出する工夫が必要になると思います。
３．駒場の国有地の方向性（資料1、資料2、資料3）
駒場の官僚宿舎跡地について、少し動きが出てきました。
国の財政制度等審議会の分科会（資料2）で、大規模な国有地を売却してしまうと、再取得が困難である一方、定期借地権による貸付は社会福祉施設等に限られているため、活用に限界がある現状に鑑みて、より柔軟に活用することで、土地を国が留保する方向性が示されました。
しかも、駒場の国有地がその筆頭に挙げられています。
これに伴い、本年度中という急な話ではありますが、この国有地を目黒区としてどう活用していくか、活用方針素案を作成することになりました。この素案は、事細かに計画を記すのではなく、施設の種類や機能などの大枠の方向性を定めるものとなります。
ただマンションが立ち並ぶだけではなく、地域や区全体で必要な機能をどう盛り込んでいくのか、今後さらに議論が深まっていくことになります。
