2019.11.28 生活福祉委員会(議事次第)
定例会中の委員会1日目。以下、議案と報告事項を紹介します。
議案
54号 心身障害者センター(議案)
待望の医ケア児の通所支援施設ということで、体制の充実や、災害時の対応など細かな点まで議論となりました。全会一致で原案可決。
55号 災害弔慰金 (議案、補足資料)
最近の度重なる災害を念頭に、実際に発生した際に機動的に審査できるかが議論の焦点となりました。
そもそも医療や法律の専門家が委員となる枠組みとなっていますが、被災地で現に問題となっている事象を事前に把握していただくことがポイントになろうかと思います。
全会一致で原案可決。
58号 在宅ケア多機能センターの指定管理者 (議案、補足資料)
田道の在宅ケア多機能センターですが、次期の指定管理者は、これまでとは異なる事業者が選定されることになりました。
選定の際の得点では、けっこうな差が開いていますが、現事業者が基準を下回っている訳ではなく、より良い提案がなされたということだと理解しました。理事者の説明にも熱が込もっていたように感じます。
採決の結果、可決となりました。
報告事項
1.区民まつり実施結果(資料)
先日の区民まつりの実施報告ですが、話題に上がったのは開催時期の問題です。今回もギリギリでサンマが取れたという際どさでしたが、地域の祭礼との兼ね合いも含め、再来年度の開催について、時期の見直しを検討していくようです。
来年の9月は4連休ですので、1日ずらしていただくだけでも違うのになぁ、と思ってしまいます。
2.マイナンバーカード交付円滑化(資料)
マイナンバーカードの普及にテコ入れしたい政府の思惑から、各自治体の施策展開が求められ、それに対応するものです。
国は、2022年度末までに「ほとんどの住民がカードを保有」とぶち上げていますが、目黒区が現実的な数字を積み重ねた結果、同時期の交付枚数率を59.5%と見込んでおり、政府が相当いいかげんな数字を出している現実が垣間見えます。
なお、具体的な施策としては、予約制の導入やコールセンターの設置、人員強化や出張申請の推進などが挙げられています。
3.東部包括支援センターの年末年始 (資料)
年末に総合庁舎の電気設備点検が入ることから、12/28と1/4の土曜日を休業とする代わりに、12/22と1/5の日曜日を臨時開設とするものです。
4.医ケア児通所支援事業者 (資料)
上記の議案54号にも関連して、医ケア児や重症心身障害児の通所支援事業を、世田谷区の事業者に委託することの報告です。
選定にあたっては、通常業務の運営はもとより、近隣で事業を営んでおり、バックアップ体制が充実していることも重視されたとのことです。