2019.11.28 生活福祉委員会(議事次第)
定例会中の委員会2日目は陳情審査。新規と継続1件ずつの陳情について、議論が交わされました。
陳情
17号 葬祭業(陳情書、補足資料)
国、都、区と3項目に分かれた陳情です。
国への意見書については、葬祭業に関する法整備がなされていないため、何の資格もない状態で商売を始めることができる状態にあり、事務所も持たずにネット1本で仕事を受ける事業者が、結果的にトラブルが発生している問題の解決を求めるものです。
私も、葬祭業を営むのに全く資格を必要としないのは初耳で意外でしたが、どのような枠組みであれば、法整備によって適切なフィルターをかけることができるのか、少し不明な部分が残ります。
次に都への意見書ですが、特に23区の火葬料金が他エリアと比べて非常に高いことへの対策を求める内容です。これも正直な話、この地域の料金が高いということを知りませんでした。目黒区は共同で臨海斎場を運営していますから、直接的な対応の話にも繋がります。
そして区への陳情は、福祉葬の実施が特定の事業者に偏りすぎているというものです。孤独死の場合は遺体の保管も含めるなど、特殊性もあるようですが、これについては区も今後、幅広い事業者に紹介できるルートを作っていく模様です。
審査の結果、継続多数となりました。
15号 町会、自治会の運営(陳情書)
前回の審査を経て、区は個人情報の取り扱いを含むQ&A方式のガイドを全町会に送付する予定となっています。その行方を見ないと何とも判断できず、こちらは全会一致で継続となりました。