今日は地元にて、スタンドパイプを利用した防災訓練でした。
その報告だけではつまらないので、制度的な解説を。
一般の方でも簡単に扱える器具として注目されるスタンドパイプですが、その配備には金銭的な問題が出てきます。例えば、一式を自前で購入すると約20万円程かかり、自治会にとっては大きな負担となります。
そこで脚光を浴びているのが、東京都の「地域の底力再生事業助成」です。これは、町会や住区を対象に、地域イベントや防災・防犯事業、子どもたちの交流事業などに対する補助を行うもので、平成19年度にスタートし、今年度では480件もの申請がありました。http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/tiik…/tiikiryoku.html
私の地元は目黒本町地域のいわゆる木密地域に該当しますので、特に地域防災力の向上が課題となっています。
そこで今回は、地域防災マップの作成および、スタンドパイプを配備しての防災訓練を実施する計画を東京都に提案したところ、無事に採択され、本日の実施に至ったのです。
天候の心配もありましたが、大勢の方々にご参加頂きましたし、今後の防災意識の向上に繋がる、良い機会となりました。
助成金の申請には、やや煩雑な事務的な手続きがありますが、もしご検討されている方がいたらご一報下さい。
それにしても、東京都はお金を持っていますね。
