不燃化対策の継続へと(都市環境委)

情報公開

2020.6.22 都市環境委員会(議事次第

報告事項

1.自由が丘再開発(資料

これまで継続的に協議が続けられてきていた自由が丘駅前の再開発について、都市計画案が取りまとめられたものです。今後、都計審を経て決定に向かっていきます。

まだ方向性の段階ではありますが、個人的には、駅周辺の車と人の交錯がとても気になっており、きれいに棲み分けを行う必要があると思っています。人中心の再開発が、世界的なトレンドです。

2.東京音大の取り組み状況(資料

昨年4月に開校した東京音大が、都および区と交わしている協定や計画書に基づく取り組みの状況を報告したものです。

現在、東京音大は原則オンライン授業中(一部、防音室を利用する学生あり)とのことですが、防災機能の確保やコミュニティ形成など、中目黒の新たな顔として引き続き連携が深化することを期待しています。

3.不燃化特区助成など(資料

私の地元でもある、目黒本町や原町地域の不燃化対策の状況報告です。

東京都の不燃化特区は、制度自体は5年延長されることになっていますが、これまで続いてきた目黒区での取り組みが単純に継続されるのか、何らかの変化があるのかは、まだ分かっていない状況です。

ただ、地域の不燃化領域率は目標に達しておらず、区としての木密事業も含め、継続に向けて協議を進めていく方向であるようです。

4.地域交通の支援方針(資料

地域交通の支援について、2月に公表された素案に対するパブコメなどの報告と、今後の予定が報告されたものです。

素案から大きな変更はなく、有志の勉強会立ち上げから協議会を設立し、そこでの検討に対して区が支援していくという内容です。

まずは今後、モデルルートの検討が行われていく見込みです。

5.目黒川の水質浄化(資料

これも長年にわたって続けられてきた目黒川の水質浄化にあたって、今後の計画案が示されたものです。

今後の大きな取り組みとしては、経験から導き出された効果的な浚せつを実施するほか、5年以内に「高濃度酸素溶解水供給施設」および「初期越流水貯留施設」を整備し運用することとが挙げられます。

つまり、酸素の少ない底面に酸素を送り込んでいく手法と、豪雨の際に下水道の水が川に流れ込まない対策を実施するということです。

しっかり機能し、環境改善に資することを願っています。

情報提供

1.都の都市計画区域マスタープラン(資料

東京都全体の都市計画区域マスタープランの改定原案に対して、意見募集が行われていることの情報提供です。

一言で表すのは難しいですが、やはり目黒区は「住居」としての性格が強く、その方向性を損なわない考え方が大事だと思います。

2.エコまつりの中止(資料

12月に予定されていた、エコライフめぐろ推進協会が主催するエコまつりが、コロナ禍を受けて中止となったことの報告です。

3.羽田新ルートの騒音測定結果(資料

3月末から運用されている新ルートについて、田道小学校で測定されている騒音の結果が国から示されたものです。

資料のほか、口頭では6月分も報告されましたが、中型機で推計平均値を上回っている(72.5dB)状況となっています。

情報提供

1.羽田新ルートの運用開始について(資料