広島の土砂災害から1年

西崎つばさの活動


民主党の青年委員会の大会&研修会、2日目は広島の土砂災害からの復興ビジョンについて学んできました。(同ビジョンについては、こちらからご覧になれます。)
被災した地域は、その1か月前に蓮舫議員の秘書としての随行で訪れた所でしたから、その報に接したときは大変ショックを受けました。

さて、このビジョンについては具体的かつ充実した内容だとは思いますが、気になるのは議会が果たした役割です。この策定に、どのような影響を及ぼしたのか。失礼ながら質疑応答の際に伺わせて頂きました。

これについて、具体的な回答を記載するのは差し控えますが、要は「住民に納得する説明をしてもらう」ということでした。

行政側も議会側もそういう認識なのでしょうし、それも議員の役割の一つですが、例えば「住民の方が同じ地域に住み続けるために」という点に絞って議会としての提言をまとめるなど、もっと積極的に関わる方法があるのではないかと思います。

行政が出してきた内容に文句を言ったり、警報のタイミングなど一連の対応を批判するのも無駄だとは言いませんが、それでは行政ありきの議会という構図は変わらないと思います。

地方議会は二元代表制です。議会不要論が叫ばれる昨今ですが、行政と対等にわたり合える能力や意欲がなければ、本当に議会の必要性が無くなってしまいます。

自らも議会側の人間ではありますが、この研修シーズンに議会改革論に触れて、根本から意識改革をしなければならないと痛感しているせいか、少しキツめの文章になったようです。